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カビの生える原因とは?

石垣島は年間を通じて

気温、湿気が高い場所です。

湿気といえば、カビ!

 

石垣島での暮らしは

もちろん素敵な部分の方が多いのですが、

湿気、そしてカビについて

多くの住民にとって悩みの種だと思います。

 

まずは「カビ」が発生する原因、

そしてその対策を改めて確認しましょう。

カビが発生する要素はこの4つ!

カビが発生する要素はこの4つです。

4つの条件が揃った時に発生します。

 

・温度(発生しやすい20〜30℃)

・湿度(75%以上)

・栄養(人の皮脂や髪の毛をはじめ、ホコリなどなど

・酸素

 

うーん、確かにこれって石垣島で

ほぼ年間を通して条件揃っていますよね。

そりゃカビも発生するわけだ。

ではカビを抑える為にはどうすればいいのか?

みなさんご存知の部分もあると思いますが

改めてカビの対策方法について。

要は上記の要素を除いていく方法です。

 

・部屋はやっぱり換気が大事!

更にエアコン、除湿機を使い、

室内の空気を入れ替える。

 

・こまめな掃除を行い、

カビの栄養となるものを室内にためない。

 

・クローゼットや収納内部は、

除湿剤などを置くこと。

また清潔な衣服をしまうようにする。

(一度着た服には汗や皮脂がついているので)

カビが発生してしまったら?

実際にカビが発生してしまったら、

表面だけであればアルコールなどで

拭き取るだけでも対処できます。

木材やパッキンなど内部に

浸透しやすいものは

あまり使いたくはないですが

カビ取り剤などを使用する必要も

あるかもしれません。

 

人間の体と同じように

住まいも日々ケアしてあげることが

何より大事ですね。

住宅の作りによってカビが発生するのを未然に防ぐこともできます

住んでいる中での

カビ対策は状況のような日々の掃除

などが中心になってくると思います。

 

ただ、住まいについては

建築時に湿気やカビのことを

考え、建築することも可能です。

 

例えば、

①風向きを考慮した窓の位置、間取り

②断熱・気密のしっかりととれた住宅

③24時間換気を行う。(法令で定められています)

④特に湿気の多い地域では基礎高や基礎の工法に

注意して設計する。

(床下をできるだけ常に乾燥した状態にする)

などがあります。

上記についてもう少し詳しく説明していきます。


①風向きを考慮した窓の位置、間取り

 

写真参照元:https://omsolar.jp/house/passiv_design_house.html
写真参照元:https://omsolar.jp/house/passiv_design_house.html

自然の風向きや太陽光などを利用しながら

  住まいを設計することで、

  うまく自然のエネルギーを活用したり、

逆に必要によっては 遮ったりすることで

快適な暮らしを実現できます。

パッシブデザインと

言われています。

②断熱・気密のしっかりととれた住宅

写真参照元:https://www.tohoku-epco.co.jp/suggestion3/house/about/feature.html
写真参照元:https://www.tohoku-epco.co.jp/suggestion3/house/about/feature.html

断熱・気密のしっかりした住宅を作る。

寒冷地ではあてはまりますが、石垣では

あまり必要ないのでは?という部分もあるかもしれません。

ただ、私自身石垣島に住んでみて、直射日光の強さ、

夏の暑さはやっぱりすごくて、断熱・気密をとる事も

一つの方向性かなと思っています。

断熱・気密をしっかりと設計・施工できれば

エアコンの効きも全く違います。

つまり光熱費も安くなるので、

工事費とランニングコストで比較すれば

もしかしたら石垣島でも断熱・気密のある

住宅が有効なのかなとも思ったりもします。

 

ひとまず、日射を遮るという意味で

少なくても屋根はしっかりと断熱や日射遮蔽

を行うことが大事です。

 

特にRCなどのコンクリートの住宅は、

コンクリートが熱を蓄熱するので、

昼間暑くなった熱を夜になっても徐々に

住宅内部に放出することにもなってしまいます。

 

少し話がそれますが、防湿、防水もとても大事で、

雨漏りなどを長い期間にわたり、防ぐような

施工をすることが必要ですね。

コンクリートも亀裂が入り、雨漏りするように

なると一気に建物の寿命が縮んでしまいます。

また、雨漏りすることで家の内部に湿気を呼び込んで

しまうようになってしまいますね。

③24時間換気を行う

写真参照元:https://www.homes.co.jp/cont/buy_mansion/buy_mansion_00250/
写真参照元:https://www.homes.co.jp/cont/buy_mansion/buy_mansion_00250/

④基礎高や基礎の工法に注意して設計する。床下をできるだけ常に乾燥した状態にする。

写真参照元:https://www.shiroari-ichiban.com/contents/column/moisture-conditioning/
写真参照元:https://www.shiroari-ichiban.com/contents/column/moisture-conditioning/

床下に湿気が溜まると、住宅自体の寿命を短くさせ、

シロアリなどの被害にも会いやすくなります。

シロアリも乾燥している木材には基本的には

集まってきません。

湿気が溜まり、カビの原因になり、

木材が腐朽菌により腐っていきます。

そこにシロアリがやってくるのです。

 

カビもシロアリも自然の一部。

腐っていく(自然に還る)のを

手伝ってくれていると言えます。


特にこれから新築する方は、

上記のような部分も含めて

しっかり設計してくれる会社や建築士を選ぶこと

がとても大事になってくると思います。

Shift石垣不動産

TEL 090-4052-6452