Move to Ishigaki

　移住を考えるといろんな心配事や分からないことが出てきます。生活は普通にできるのか？子どもの教育環境は？住む場所は？仕事は？島の人達は受け入れてくれるかな？とにかく分からないことだらけで、一瞬いいと思ったけど、やっぱり辞めておこう、もっと近場でいいんじゃないか。石垣島は観光で行く場所で充分じゃないか。と思われる方もいるかもしれません。でも、お伝えしたいことがあります。「住む場所であなたの人生は全く変わったものになる。」石垣には住んでみないと分からない魅力があります。そんな魅力を５つのポイントに絞ってご紹介します。

　石垣と言えば海のイメージが大きいのではないでしょうか？もちろん海はとっても綺麗で、特色あるビーチやマリンアクティビティも充実しています。でも住んでいて感じるのは、吹き抜ける気持ちの良い風、窓を開け車を走らせているとふんわりと漂う香り、砂浜の感触、朝聞こえてくる鳥たちのさえずり、完熟したパイナップルやマンゴー、バナナなどの南国フルーツを食べた時の食感と豊満な香り。石垣の自然や食べ物達が心と体に刺激を与え、五感が開いていく感覚があります。五感が開くと毎日の暮らしがもっと自由に、豊かになっていくことでしょう。

　本州よりも台湾に近い場所に位置する石垣島で暮らすにはどうしても距離が遠いという部分をクリアする必要があります。

ただ近年ではリモートで働ける人も増えてきていますし、石垣でのお仕事も観光業だけではなく、色んな職種の求人が出ています。そして、航空便の発達で、思ったよりも快適に、スピーディーに石垣に来れるようになっている昨今。１ヶ月に何度かミーティングなどのために首都圏に行くとか、月の半分を石垣でもう半分を都市部で過ごす２拠点生活とか、暮らし方の幅は広がってきています。航空便のアクセスが良い石垣は遠くの場所ではなくなってきていると感じます。田舎暮らしを検討している方は選択肢の一つにしてみるのはいかがですか？

　島暮らしと聞くと、生活品など買い物に不自由を感じたり、外食をするところが少ないというイメージを持たれる方もいるかもしれません。その点石垣島は、八重山諸島の中心地であり、人口も約５万人が住んでいて、移住者も大変多い島です。スーパーも大手のイオン系から、街中には特徴的な島のスーパーや商店がたくさんあります。また、鮮魚店がたくさんあるのも島らしいところ。季節の野菜や果物もたくさん手に入ります。観光業の発達、また人口も多い為飲食店も充実しています。衣類、家具・家電、生活雑貨などは都市部に比べると選択肢は少ないですが、ネットショップなどで購入することもできるので、不便という感じはほとんどしないのかなと思います。ただし、市街地から離れた地域に住む場合は、島とは言え車で30分ほどかかる地域もあるので、週に何度か買い出しに行くことも住む場所によっては考えた方がいいでしょう。

　八重山諸島は、石垣島、竹富島、西表島、小浜島、黒島、波照間島など合計１２の有人島とその周りにある無人島で形成されており、その中心である石垣からは、毎日各島へのフェリーが行き来しています。島はそれぞれ特徴的で、全く違う魅力があり、週末にちょっと離島に泊まりに行こう！なんてことが気軽にできるのも、石垣島に住んでいるからこそできること。各島の魅力はコラムでも紹介していきます。

　最後に、ちょっと不動産のことについて。石垣に住む魅力はたくさんありますが、暮らす場所、土地や建物もとっても大事ですよね。寝る時間も含めると、平日などは1日の半分くらいはご自宅で過ごすことになるのではないでしょうか。石垣と言えど市街地は混み合っており、便利さはありますが、ゆったり感は少しなくなってしまいます。私たちは石垣島の中でも北部などの自然が多く残る土地や物件を多く扱っており、広い土地が多いです。せっかくこちらに移住してくるなら、自然を感じながら、日々をゆったりと暮らして欲しい。そんな暮らしをイメージしながら物件情報を見て頂けたら嬉しいです。もちろん市街地にも魅力はあります！そこはご自身の理想の暮らしをイメージしながら、ご相談頂ければ嬉しいです。