家/建物づくりはスタートライン
家や建物を所有すること。
それは単に「手にいれる」ことではありません。
どこで目覚め、どの景色の中でコーヒーを飲み、
夜、どんな気分でその空間で過ごし、味わいたいか──
どんなお客さんが来てくれて、そこでどんな接客をして
お店を作り上げていくか──
住宅、宿泊、店舗、いずれにせよ
その物件を購入したところから、本当の意味での
そこでのお仕事や暮らしが始まります。
そんな中、多くの方が最初に迷うのが
「土地を買って新築を建てるか?」
「中古物件を購入してリノベーションするか?」
どちらにも良さがあり、どちらにも注意点があります。
ここでは、Shift石垣に寄せられる実際の相談事例や私の経験を基に
あなたが“後悔しない選択”ができるように、
メリット・デメリット、そして見るべきポイントをまとめました。
1. 土地を買って新築するメリット・デメリット
▶ メリット
① 世界観をゼロから描ける
新築の最大の魅力は、「自分たちらしさ」を細部まで反映できること。
・太陽の入る方向
・風の抜け方
・土間の広さ
・細部までこだわった間取り
・無垢材の種類
・庭の配置
・動線
こうした“暮らしや事業のニュアンス”を最初から設計に落とし込めます。
② メンテナンスコストを長期的に抑えやすい
最新の耐風性能、断熱性能、設備品質で建てられるため、
10年、20年先の修繕リスクが読みやすい。
石垣は湿気・塩害・台風の影響が大きいため、
この“長期的に壊れにくい設計”は大きなメリットです。
③ 別荘・宿泊運用にも強い
石垣では、
「普段は自分たちの拠点として使い、使わない時期は貸し出す」
という資産活用が増えています。
新築なら、
・運用しやすい間取り
・掃除しやすい素材や配置
・収益性の高い設計
を最初から組み込めるため、利回りが安定しやすいです。
▶ デメリット
① 土地探しに時間がかかる
例えばオーシャンビューの土地などは建物が既に建っている場合が多く
イメージにあった土地を探すのは意外と難しいです。
ただ一度ゆっくり考えて欲しいのは、本当にオーシャンビューがいいのか?
実際に暮らしてみると潮風によるメンテナンスの大変さ、西側なら西陽の強さ
台風時の直接被害を受けるなど、海に近いというのは大変さも伴うもの。
これは本当に個人の感覚ですが、私自身は海も大好きですが
森、木々に囲まれた場所の方が落ち着いて日常を過ごせる感覚があります。
海までは行きたい時に行けたらOK!
あまりこだわりすぎると、結局土地が見つからないまま5年、10年経ってるなんてことも・・・
② 建築費が本州より高い
材料の輸送費、離島の人件費、コンクリート費など
建築コストは本州の約1.5〜2倍。
じっくり計画を立てることが大切です。
ただし、建築コストが上がること
<中古市場>の価格も上がります。
ですので、一概に中古物件の方が安い!とは言えないのです。
③ 完成までの期間が長い
土地探し → 設計 → 申請 → 着工 → 完成
この流れで、通常6〜12ヶ月。1年以上かかることもあります。
「すぐ住む」は難しい点は知っておく必要があります。
2. 中古物件を購入するメリット・デメリット
▶ メリット
① “すぐ住める / すぐ使える”というスピード感
新築では手に入らない最大の魅力のひとつが、時間的メリットです。
移住や二拠点生活を早くスタートさせたい方には大きな後押しになります。
② トータルコストが抑えられやすい
石垣では新築費用が高騰しているため、
中古物件は土地+建物のセットとして割安になるケースがあります。
建物の状態や、リノベの工夫次第で、「デザイン性」「味わい」と「使い勝手」を両立できます。
この辺りはぜひプロの力を借りましょう!
③ 暮らし/事業のイメージがしやすい
既に建っている建物は、暮らすにせよ
事業をするにせよ、今後のイメージがしやすいです。
「この物件だ!」というイメージが一致するような物件があれば
ぜひ検討してみてください!
これまで事業をしていた物件であれば、過去の実績を知ることができれば
今後の計画も立てやすいかと思います。
④ その建物が紡いできた味わいがある
個人的には一番ここがポイント。
特に古民家などは、今全く同じものはほぼ作れない。
長年そこで支えてきた柱や梁、使われている材料が醸し出す
唯一無二の味わいは、新築には絶対に作り出せないものです。
▶ デメリット
① リノベ費用が読みにくい
石垣の中古物件は、
・湿気
・シロアリ
・塩害
・基礎の疲労
など“目に見えない問題”が潜んでいることがあります。
想定より費用が膨らみやすいため、
現地調査と見積もりは必須です!
② 間取り変更に制限がある
構造上、壁が抜けない、窓が増やせない、
「理想の間取りにならない」ことも。
ここも現地調査、見積もりをしっかり取りましょう。
③ 修繕が段階的に必要になる可能性
特に築年数が古い場合、
屋根、給排水、電気設備、外壁など、
じわじわ追加費用が必要になるケースもあります。
どちらが“正解”ではなく、あなたの人生に合う選択を
どちらが正しいのではなく、
どちらが“あなたの今と未来の生き方(暮らし、仕事)”にフィットするか。
建物はあくまでも箱であり、
そこを使ってどんな暮らしや、事業をしていくのかが大切。
その選択は、これから積み重ねる日々を決める大切な一歩です。
Shift石垣では、
土地/物件探しから新築サポート、リノベーション
その後の運営まで・・・トータルでお手伝い可能です。
もし迷っている段階でも、
「こんな暮らしにしたい」
「どんな選択肢がある?」
という軽い相談でも大歓迎です。
あなたの未来が、少しずつ形になる
お手伝いができれば嬉しいです。
