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＜金額改定！＞登野城売物件（古民家）1,923万円

＜内訳＞

土地…1,923万円（坪単価約30万円）

建物…0円

■所在地　石垣市字登野城

■面　積　土地 211.99㎡ / 建物 82.64㎡

　離島ターミナル、ユーグレナモールなど市街地の中心近くのアクセスのいい住宅街の中に今回の物件はあります。

登野城地区の住宅街の中にあるこちらの物件。赤瓦の琉球古民家の物件です。住宅街ですので近隣は割と静かで車通りも多くない場所。それでいて、様々な場所にアクセスのいい立地で、今後更に土地としての価値も上がっていくこと予想されます。

向かって家の左側にあるこの家のシンボルツリーは＜ハマシタン＞という竹富町指定の天然記念物で、貴重な低木です。（三線の棹(さお)に使用されるほど固い材質の木で、波照間島には群落地がある）そのハマシタンの上には色鮮やかなブーゲンビリアが咲き、植物たちが、沖縄の家をよりいっそう引き立ててくれています。はっきりした資料は残っていませんが、昭和28年頃作られた齢70歳以上の住宅。雨漏りやシロアリによる被害も部分的にありますが、しっかりと修復すればこの家はまだまだ長く残せていけるものです。何よりもこの地域で伐採されたであろう木材を使用した大変貴重な物件であり、そこには現代の金銭的な尺度だけでは測れない＜価値＞があるのです。

周辺は住宅街で、車通りも少ない。

左側が物件。母屋に後から取り付けた下屋があり、物を置くスペースとして使われてきたよう。

雨端（あまはじ）と言われる庇が出ているのが琉球古民家の特徴。直射日光や雨が直接屋内に入るのを防ぐ役割があり、ちょっと外でくつろいだりするのにもとても良いスペース。

ハマシタンの上に覆いかぶさるように咲くブーゲンビリアが美しい

琉球古民家は見るだけでなんでこんなに郷愁を感じるんだろう。

正面から向かって左側奥に玄関がある。

建物裏側。こちらからキッチンに入ることも可能。

年月を経てきた瓦屋根が愛おしい。

手前が仏壇のある二番座という場所で、奥が客間の一番座。

左側奥には台所や水回りがある。右奥は裏座と言われる寝室や収納のお部屋。

居間として使われていた場所。上を見上げると曲がった材木が見事に屋根の傾斜に沿って組み上げられている。

縁側。開け放てば外と緩やかに繋がる空間となる。

一段下がった台所スペース。右奥がお風呂場。

裏座から台所、お風呂場方面を望む。

物件としては、雨漏りやシロアリによる被害などもあり、リフォーム・リノベーションが必須です。でも約70年前に建てられたこの家の使われている材木やその先人達の技術、そしてここで紡がれてきた人々の暮らしや在り方。目に見えないものも含め、この家の価値はとても高いと感じています。

ぜひこの物件を購入する方には、この＜価値＞を大事に、未来に引き継いでいってほしい。そんな気持ちを持っている方にぜひお繋ぎできたら。

ただし・・・補修には費用がかかりますので、売買価格全体ではほとんど土地の価格です。建物はいかに活かすかがポイントかもしれません。

Shift石垣では、リフォーム・リノベーションのお手伝いもいたします。元住宅会社で営業やマネージャーをしてきた私が、資金計画～デザイン、実際の施工までをサポート、プロデュースもできますので購入後の部分までお気軽にご相談ください。

ここからは登野城地区についての紹介

登野城地区の中でも、当物件の所在地は、離島ターミナルやユーグレナモールなど市街地から徒歩5～10分圏内に位置し、石垣島の一番の繁華街である美崎町にも近く、様々な飲食店やカフェ、ホテルなどが近隣にあります。スーパー、郵便局、コンビニや保育園、小学校～高校など生活に必要な施設へのアクセスは抜群です。前記しているように、住宅街の中にあるので近隣の車通りもさほど多くなく、夜は静かなのもいいところ。土地としての不動産価値もまだ上昇していくことが見込まれます。